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品格と味わいのバランスが最高。浦霞を楽しむ。

浦霞ってどんなお酒?

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浦霞は宮城県塩竈市で醸造されるお酒です。地元の東北地方だけではなく、日本全国で高い評価を受けています。日本酒好きなら必ず知っていると言えるブランドで、品格の高さが感じられます。そんな浦霞について、より詳しく知ってみませんか。
浦霞ブランドには、様々な種類のお酒があります。本醸造酒のほか、リキュールや焼酎など、好みに合わせた味わいのお酒を楽しむことができますよ。味わいのバランスが良いことで知られている浦霞は、醸造元を訪れて料金(300円)を払うと利き酒(試飲)を行うこともできます。無料ではないのが残念ですが、優れたお酒を楽しめる利き酒なので、酒造を訪れた際はぜひ利き酒を楽しんでみるべきです。
安定した品質を誇っていることから、居酒屋などでも浦霞は重宝されています。味にばらつきが少ないため、求めていた味わいを楽しむことができるからです。お酒を飲んでリラックスしたいときには、確実な味わいを提供してくれる浦霞を飲みたいものですね。お酒好きの方はすでに浦霞ブランドのお酒を飲んだことがあるかも知れませんが、醸造元に行って普段は買わないタイプのお酒を飲んでみてもよいでしょう。新たなお気に入りの銘柄が見つかるかもしれませんよ。
浦霞ブランドは、全国の新種鑑評会にて毎年入賞を重ねており、2014年~2016年にかけては、3年連続で本社蔵のお酒が金賞を獲得しています。このことからも、浦霞のお酒が地元だけで愛飲されるお酒ではなく、全国的に評価されていることがわかります。ふだんは日本酒をほとんど飲まない方を含め、まだ浦霞ブランドを試してみたことがない、という方は、高評価を信じて一度試飲してみてはいかがでしょうか。

浦霞はどこで作られているの?

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浦霞ブランドのお酒が造られているのは、宮城県塩竈市に位置する酒造です。株式会社佐浦が製造を行っています。
塩竃市の酒造では、すでに触れた利き酒が楽しめるほか、浦霞ブランドのお酒の販売はもちろん、酒器を購入することもできます。ギャラリーで販売されているお酒の中には、全国各地には流通しておらず、地元・宮城県でしか味わえない銘柄も含まれています。浦霞ブランドを愛飲しておられる方は、新たな銘柄発掘のために塩竈市を訪れてみてもよいでしょう。
酒器にもこだわりがあり、地元の伝統工芸の技術を生かした器などを見て回ったり、購入したりすることができます。ギャラリーも、浦霞ブランドの品格にふさわしい雰囲気を醸し出しているのです。
当初は浦霞ブランドのお酒は冬季のみの醸造でした。しかし、愛飲者が増えるにつれて、より醸造量を増やす必要が出てきました。そのため、本社蔵だけでなく、新たに矢本蔵を設け、需要に応えられるようにしています。現在では矢本蔵のお酒も各種の品評会で高い評価を得ており、矢本蔵で醸造されたお酒も各地で楽しまれています。

浦霞の醸造元について知ろう!

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浦霞の醸造元を訪れると、無料で蔵ガイドに参加することができます。日曜日や年末年始を除いて、午前と午後にそれぞれ1回ずつ開催されています。もし蔵ガイドに参加したい場合は、事前の予約が必要なので、スケジュールを組んだ上で予約をしておきましょう。株式会社佐浦の社員から、蔵の歴史などについての説明を受けることができます。
残念ながら中に入ることはできないのですが、酒造の外観を見学することは可能です。酒造の建物からも歴史を感じることができ、優れた味わいのお酒が生み出されてきたことがわかります。というのも、浦霞の醸造元は1724年創業で、実に300年近い歴史を誇っています。時代が変われば味覚も変わるはずですが、今なお浦霞ブランドのお酒は高い人気を保っており、醸造元の努力と浦霞ブランドのレベルの高さが表れていますね。
醸造元では、季節を問わず楽しめるお酒のほか、季節限定のお酒も製造しています。一年を通して浦霞ブランドの様々なお酒を味わいながら、季節感を感じることもできるのです。こうした取り組みができるのも、全国から支持される浦霞ブランドがあってこそといえます。今後も多くの人に愛飲され続けることで、浦霞ブランドはより一層発展していけるのではないでしょうか。
酒造の周辺には、浦霞などのお酒を楽しむことができるお店もあります。すし店を中心に、塩竃市内でも浦霞を楽しめるお店が複数ありますよ。醸造元を訪ねるのに合わせて、地域の海産物と共に浦霞を塩竃市で堪能してもよいでしょう。

浦霞醸造元へのアクセスをチェック!

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浦霞の醸造元にぜひ行ってみたい、という方はアクセスをチェックしておきましょう。電車でアクセスする場合は、JR仙台駅から仙石線を利用し、本塩釜駅下車で徒歩アクセスが可能です。
自動車でも仙台市内から30~40分程度でアクセスできますが、浦霞醸造元でお酒を楽しみたい方が多いでしょうから、鉄道でのアクセスをお勧めします。もしどうしても鉄道アクセスは不便、と感じられる場合は、タクシーを利用したり、お酒を飲まない運転者を連れて行ったりといった工夫をしてくださいね。

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