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9.212016
サ高住入居の際の持ち家について
サービス付き高齢者向け住宅に入居する際、所有している持ち家はどうするのが一番良いのでしょうか。
サービス付き高齢者向け住宅への入居以外にも親が病気になったり、老人ホームなどその他施設に入居する際、持ち家が空き家状態になってしまうというケースが少なくありません。
この場合の持ち家に関する様々な選択肢を知っておきましょう。
持ち家を貸す
持ち家を貸すことで定期的な収入を得る事が可能です。その家賃収入を施設や住宅の初期費用や家賃にそのまま充てることも可能です。
とはいえ、第三者に持ち家を貸す際は古くなってきた部分を改修したり、デザインを今風に変更したりといったリフォームが必要になることが多いです。
そこで検討していただきたいのが、高齢者の住み替え支援という市区町村の制度です。
高齢者の住み替え支援事業は高齢者が所有する持ち家(住宅)を借上げ、転貸(主に子育て世代に転貸)するという制度です。
耐震性や雨漏りなど、一定の基準を満たした持ち家はをこの住み替え支援対象の住宅となります。
対象の住宅となれば賃料を得ることが可能です。契約自体を転貸先の世帯と直接結ぶことはありません。
(詳しくはお住いの地方自治体にお問い合わせください。)
いずれにせよ賃貸する場合には少なからず安全面やデザイン面の観点から投資は必要不可欠です。
リフォームを施した場合でも得をするのかをしっかりと試算した上で判断しましょう。
持ち家を売却
貸す場合とは異なり、売却の場合はそれほどの改修を必要としません。
そのため、単純に持ち家を処分したいという場合は売却するのが一番簡単なケースが多いです。
「うちみたいな古い家誰か買う人いるのかな?」と思っても査定に出すと想像以上の価値が付いていることもありますので、まずは査定に出してみることをお勧めします。
しかしながら、悪質な不動産会社やリフォーム業者に騙されてしまうケースもありますので、取引する不動産会社は慎重に選ぶようにしましょう。
また、長年家庭を築いてきた持ち家を手放すというのは感情的にはばかられる場合もおおくあるでしょう。
まずはご家族お話し合って、後悔やトラブルの内容に決定しましょう。
入居先のサービス付き高齢者住宅に相談
少ないケースではありますが、入居先のサービス付き高齢者向け住宅を運営する事業者が不動産会社や自社リソースを活用して何らかの借り上げ支援を行ってくれるケースもあります。
入居面談の際に、持ち家の相談も一緒にしておくと良いでしょう。
放置するのは危険
空き家として放置しておくのは避けましょう。
古い家屋の場合や地震などの災害で倒壊してしまうこともあります。
まずは、家族と相談して様々な選択肢を明確にすることから始めましょう。
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