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サービス付き高齢者向け住宅での介護度について

◆この記事でわかること◆
・介護度とは
・サービス付き高齢者向け住宅の入居者の介護度
・サービス付き高齢者向け住宅に入居後、介護度が上がったときの流れ

当サイトでもサービス付き高齢者向け住宅について度々ご紹介しておりますが、「サービス付き高齢者向け住宅に入居されてる方の介護度ってどれくらいなの?」という疑問を持たれる方が多くいらっしゃいます。

そこで、今回はサービス付き高齢者向け住宅と介護度についてご紹介いたします。

介護度とは・・

どれくらいの介護サービスを行う必要があるかの指標です。
介護度と病気の重さは一致しないこともあります。介護度はあくまでもどの程度のサービスが必要かどうかを判断する指標だからです。

サービス付き高齢者向け住宅:入居者の介護度

3f23b368d43401dcd09378f096685e06_sサービス付き高齢者向け住宅の対象者は60歳以上で自立した生活ができる高齢者の方、或いは軽度の要介護の方です。そのため、「生活する上での身の回りの世話を自分でできる」「常にヘルパーによるサポートを必要としない」方が多いです。多くのサービス付き高齢者向け住宅では介護度に関わらず認知症患者は基本的に対応していません。

介護度に関しては、施設ごとに受け入れ基準が異なりますが、概ね「要支援~要介護2」までの方が多いのが現状です。
サービス付き高齢者向け住宅のサービスの基本が生活相談と安心であることに起因します。

ただ、一部のサービス付き高齢者向け住宅の事業者では介護職員や機能訓練指導員による生活のサポートやリハビリテーションなどを併せて提供している施設も存在します。

また、介護度に応じて外部の在宅介護サービスを利用することも可能です。

 

サービス付き高齢者向け住宅:介護度が上がった時はどうする?

d9693d4db2e12b931dfcba64e356fc6e_sサービス付き高齢者向け住宅と介護度の関係について疑問に上がることが多いのが、入居中に介護度が上昇した場合に退居しなければならないのか?そのままサービス付き高齢者向け住宅に入居していても大丈夫なのかというものです。

結論から言うと、サービス付き高齢者向け住宅からの退去及び他の有料老人ホームなどへの移動の判断材料となるの介護度ではなく、サービス付き高齢者向け住宅で対応できるか否かが鍵になります。

例えば、介護度認定が要介護2未満でも医療行為が必要となってしまった場合には介護度に関わらずサービス付き高齢者向け住宅での対応は難しくなってしまいます。

また、認知症等の症状が悪化し他の入居者に対して著しく迷惑となる行動が見られた場合なども退居しなければならない可能性があります。

結果的に、介護度が要介護3以上の人はサービス付き高齢者向け住宅での対応が難しくなってくるケースが多いです。

 

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